赤ちゃんの皮膚にカビ?おむつかぶれと皮膚カンジダの原因対処法

 

こんにちは、管理人のモルディです。

 

先日から皮膚に出てきてしまう
カビが関係する病気について
いくつか記事にしていっていますが

今回は赤ちゃんの肌に出てくる
カビの病気について見ていってみようかなと。

 

赤ちゃんの皮膚はまだ発育途中で
デリケートですから

おむつかぶれなど
引き起こす事もあるかと思いますが

おむつかぶれかな・・?と思いつつ
おむかぶれの薬を使っていたら

実はカンジダ性皮膚炎
悪化させてしまったというケースも
あるそうなんですね。


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そこで今回は赤ちゃんの皮膚にできる
おむかぶれ、カビによる皮膚カンジダの

原因や対処法について見ていこうと思います。

ではでは、しばしお付き合いくださいませ。

 

赤ちゃんの皮膚にカビ?おむつかぶれと皮膚カンジダの原因対処法

最初におむつかぶれの原因について

まず最初に一般的な「おむつかぶれ」の
原因部分について見ていきたいと思います。

 

症状としてはかゆみ、痛みを伴い
悪化することで皮膚からの出血に

ただれてしまう事もあるので
早い段階で対策していきたいところです。

 

おむつかぶれの原因1「おしっこや排泄物による肌への刺激」

通常赤ちゃんの肌は
弱酸性のpH値となっていますが

おむつの中におしっこやうんちなどの
排泄物が混ざり合うと
アンモニアによってアルカリ性へと変化します。

 

そしてずっとその状態で肌に触れたままでいると
その刺激からアルカリ性へと変化してしまいます

そうなると排泄物の中に含まれている
消化酵素の活性化や大腸菌などの
腸内雑菌などが繁殖していき

赤ちゃんの肌がその刺激により
炎症を起こしてしまいます。

 

排泄物には多くの消化酵素が含まれていますので
なるべく早い段階でおむつを替えて
洗ってあげて清潔に保つことが大切です。

 

おむつかぶれの原因2「おしりを拭きすぎてしまった」

今しがたおむつを替えてきれいに洗い
清潔に保つ事が大切と書きましたが

それも度が過ぎるとおむつかぶれ
炎症の原因になります。

 

排泄物をキレイに拭き取るために
何度も何度も、しかも力強く拭いていると
赤ちゃんの肌ってデリケートなので

それだけでも刺激になってそこから
おむつかぶれの症状が
でてしまう事もあるんですね。

 

大人の場合でも下痢をして
何度もトイレに行っているうちに

お尻を拭くとすごい痛む・・
といった経験ないでしょうか。

 

赤ちゃんのお尻の角質の厚さは大人の約半分で
薄くなっており新陳代謝も活発であるため
非常にデリケートです。

なので優しく拭いてあげる事が大切です。

 

おむつかぶれの原因3「おむつの中の高温多湿な環境」

赤ちゃんの肌は高温多湿な状態だと
傷つきやすい状態になりやすいのですが

おむつの中はただでさえ高温多湿で
しかも赤ちゃんは新陳代謝が良いので
すぐにたくさん汗をかきます。

 

おしっこなど排泄物がなくても
非常に高い温度に湿度なので
どうあっても蒸れます。

 

そうした状態が長く続けば
皮膚の角質がふやけて

傷つきやすい状態になるのは
容易に想像できるでしょう。

 

特に梅雨時から夏場にかけては
気を配っておきたい部分ですよね。

 

おむつかぶれの原因4「おむつのサイズが合っていない場合」

紙おむつやカバーのサイズが合っておらず
強く圧迫されている状態ですと
赤ちゃんの皮膚が擦れて炎症をおこし

そこからおむつかぶれの
原因になることもあります。

 

こうした場合おむつを外した時に
おむつ跡が残っていないか

もしくは紙おむつの一番外側のテープで留めても
おむつとお腹の間に

指1本すら入る隙間もない場合
サイズが合っていない可能性が高いので

1つ上のサイズのおむつを
買うようにしましょう。

 

さて、いくつかおむつかぶれの
原因について見ていきましたが

次に皮膚カンジダの病気と原因部分について
見ていってみましょうか。

 

皮膚カンジダの症状や原因について

皮膚カンジダもまた皮膚が
炎症を起こしてしまう病気で

股やおしりなど、関節の内側、首元の部分など
擦れやすい部分、蒸れやすい部分を
中心に出来やすいです。

小さい赤いぶつぶつに
水泡のようなものができたり
膿のようなものも出てくる場合も。

 

カンジダ性皮膚炎の場合シワの奥部分まで
赤くなってしまうのが特徴で

これはおむつかぶれなどには
見られない症状です。


原因部分についてはおむつの中は
高温多湿と先ほど書きましたが

カンジダなどのカビ菌にとって
こうした高温多湿の環境は繁殖増殖していくには
うってつけの環境です。

 

オムツ替えのタイミングによっては
排泄物を出した状態が長時間続いて不潔だったり

蒸れている状態が
長くなってしまう事もあると思いますが

そこからカンジダ菌が増殖して
皮膚に感染しカンジダ性皮膚炎としての
症状が出てしまう事も。。

20160229-02

カンジダ性皮膚炎の場合
見た目がおむつかぶれと似ているので

おむつかぶれの薬を
使ってしまうケースもありますが

 

カンジダ性皮膚炎におむつかぶれに使う
「ステロイド剤」を使用すると
悪化を促してしまうので注意が必要です。

 

このため、赤ちゃんの皮膚に
炎症のようなものが見られたら

まずは皮膚科に行って
病名を特定するべきでしょう。


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おむつかぶれとカンジダ性皮膚炎の対処法について

おむつかぶれの対処法

ひとまず肌に炎症が見られる場合
皮膚科に向かって病名を特定しましょう。

 

そして普通におむつかぶれだった場合はまず

 

・しっかり乾燥させる

・清潔に保つ

 

このあたりはしっかり対策しましょう。

 

 

おむつ替えはなるべく頻繁に行って
うんちのみならず、おしっこの場合も

キレイに拭いておむつ替えをしてあげましょう。

お尻は優しく拭いて出来たらシャワーを使って
ぬるま湯で優しく洗ってあげるのが
望ましいですね。

 

 

あとはおむつかぶれしている場所などに

 

・薄くワセリンを塗る

 

この対処で汚れから皮膚を守り
おむつかぶれの改善、予防につながります。

 

病院に行かずにこれらの処置を行って
なお悪化している場合

カビによるカンジダ性皮膚炎の
可能性もあるのですぐに赤ちゃんを連れて
皮膚科に行ってください。

 

カンジダ性皮膚炎の場合の対処法について

次に診察した結果
カンジダ性皮膚炎だった場合の対処法ですが

カンジダ性皮膚炎の場合カビに有効な
「抗真菌剤入り」の塗り薬を塗らないと
まず治らないので

病院でもそのあたりの
塗り薬が処方されるかと思います。

・エンペシドクリーム

・ラミシールクリーム

・フロリードDクリーム

・ニゾラールクリーム

などが主な抗真菌薬ですかね。

 

基本的なケアはおむつかぶれの対処と同じで

 

・しっかり乾燥させる

・清潔に保つ

 

このあたりはやっぱり大事です。

 

 

抗真菌剤入りの塗り薬を塗っていく事で
だいたい1~2週間ほどで症状は
良くなっていくようですが

皮膚科に連れていくのが遅れて
皮膚カンジダなのに

ステロイド剤入りの薬を塗ってしまうと
症状が悪化して完治に結構時間がかかるので

ひとまずおむつかぶれかな・・?
と疑問を抱いたら皮膚科に
向かうことをおすすめします。

 

自分の自己判断で
お子さんの病気の症状悪化させたとあっては
結構精神的にくると思いますので;;

自分のためにもお子さんのためにも
まずは皮膚科に行って診察を受けましょう。

 

今回のまとめ

はい、今回は赤ちゃんの皮膚に
できてしまうおむつかぶれと

カビによる皮膚カンジダについて
原因や対処法など紹介していきました。

 

カンジダ菌は元々皆が
持っている菌でもあるので

何がきっかけになって
カンジダ性皮膚炎になるのか
明らかになっていないようですが

体調が優れなかったり
体力が落ちている時に発症しやすいようです。

 

とにもかくにもまずは
オムツ替えを頻繁に行って

清潔に保つことがおむつかぶれや
皮膚カンジダの予防にもなるので
そのあたり日頃意識しておくといいですね。


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ではでは、赤ちゃんにできてしまう
カビが原因の皮膚カンジダなどについては
以上です。

また次回にお会いしましょー。

 


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