カビを食べた時の影響症状に対処法!殺菌方法はある?

【2018/08/16 内容追記修正】

どうもこんにちは、管理人のモルディです。

 

湿気が多い時期とか夏など暑い時期などに
パンとかの食品にカビが生えてしまう事って
あるかと思います。

そういったカビが生えている事に
気づかないままカビが生えた食品を
食べてしまった場合・・

 

身体にどんな影響や
症状が出てくるんでしょうか。


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今回はそうしたもしもカビを
食べてしまった時の影響た症状についてや
殺菌方法などはあるのか?

そのあたり見ていきたいと思います。

 

では早速いってみましょう。

 

ちなみにその他食材とカビに関する記事や
カビの種類についての記事なども
いかがでしょうか。

ついでにチェックしてみてくださいね。

⇒⇒⇒梅干しの白いものはカビ?原因対処法にカビの見分け方は

 

⇒⇒⇒みかんがカビる原因や毒性に種類!カビ防止の保存方法について

 

⇒⇒⇒鰹節にカビが生えた!食べても大丈夫?カビ付けの理由に保存方法

 

⇒⇒⇒カマンベールチーズのカビは食べれる?栄養効能や種類について

 

⇒⇒⇒干し柿にカビが…まだ食べられる?取り方に対策は焼酎が効果的?

 

⇒⇒⇒カビの種類や色に特徴!害がないカビ毒性のあるカビの違いは?

 

カビを食べた時の影響症状に対処法!殺菌方法はある?

カビを食べたことによる体への症状に影響は?

基本食品などに生えてくるカビとしては

「青カビ」

食品に生えてくる筆頭の
ふさふさした青緑色のカビですね。

パン、お餅に果物乳製品など

畳とか押入れなどの湿気が多く
空気の入れ替えなどが少ない箇所に
生えてきやすいです。

自然発生したものについては
発ガン性のあるものもあるといいます。

 

青カビといってもその種類は実に豊富で
ざっと約150種類もの青カビが存在するとのこと。

 

そういった青カビの中でも有益かつ結構有名なのが

 

「ペニシリウム・クリソゲナム
 (Penicillium chrysogenum)」

 

抗生物質のペニシリンを
分泌することで知られていますね。

 

医療ドラマの「JIN-仁-」においては

青カビを培養してペニシリンの
抽出作業を行うといった描写があったので

そこでだいぶ有名になった節も
あるんじゃないでしょうか。

 

あとカマンベールチーズの製造に使われている

「ペニシリウム・カマンベルティ
 (Penicillium camemberti)」

についても、色は白いですけど
あれも青カビの一種となっています。


しかし青カビの中には有益なもの以外に
もちろん害を成す青カビだって存在します。

 

「ペニシリウム・シトリナム
(Penicillium citrinum)」

 

「ペニシリウム・ビリディカータム
(Penicillium viridicatum)」

 

と呼ばれている青カビは
「シトリニン」と呼ばれるカビ毒を作り出します。

 

主に腎臓に悪い作用をもたらし
腎細尿管上皮変性などを
引き起こすこともあるとの事。

 

他にも貯蔵中の果物や球根類などに
青カビが蓄積していくと
「青かび病」になってしまったりとあるので

良い側面、悪い側面を持っているといえますね。

 

「麹カビ(麹菌)」

麹(こうじ)とは
アスペルギルス (Aspergillus) 属に分類される
不完全菌の一群で

それらの菌の一部がしょう油や味噌など
発酵食品などを作る時に用いられています。

 

ニホンコウジカビ
(Aspergillus oryzae)とも呼ばれていて

デンプン質を糖分・・つまり甘味に分解したり
タンパク質をアミノ酸・・つまり旨味に分解しながら

増殖していくという特性を持ちます。

 

パン、お餅、とうもろこしなどに発生しやすく
カビの一種が生えたものですけど

カビはカビでも麹菌の場合は
毒素を出さず人の役に立つ菌として有名といえます。

 

代表的な特徴を上げるなら

 

・和食独特の甘味と旨味を作り出してくれる

 

・稲の中に存在するカビなので
 和食中心の日本の風土と相性が良い

 

・毒素を出すことなく、多くの酵素を生み出し
 そのおかげでお酒や醤油などを生産することが出来る

 

まあこのあたりですかね。

 

このあたり発酵が関わってくるといえますけど
「もやしもん」という漫画を読むと

麹菌や発酵食品に関する知識が深まると思います。

もやしもんのオリゼーってキャラクター。

一時期そこそこ有名になっていたような気がします。

 

 

はてさて、それで
うっかりカビの生えていたパンとか

食品など食べてしまうと結構精神的に
心配になるかと思うのですが

 

基本的に食べてしまってもほとんど無害。

 

食べて翌日になっても
現在特に症状らしい症状が出ていないなら
特に問題ないかと思います。

 

 

人間の胃液の分解能力は
なかなか侮れないものでして

カビは胃の中の胃酸で
ほとんど死滅してしまうんですね。

 

ほんのちょっと生えていたカビを
食べてしまったとしてもそんなに
心配する必要なないでしょう。

 

まあ見るからにカビが生えている食品を
そのままたくさん食べるとかしたら
話は変わってきますけど

そんな事する人・・いないですよね(苦笑

 

ただ、カビの中には毒性の強いものもあるので
そのあたりも見ていきましょう。

 

強い毒性をもつカビとして

カビには肝毒性、腎毒性
食中毒に似たような症状を
引き起こすものもあり

中でも特に危険なのは発がん性物質の中でも
最強とされる「アフラトキシン」という
カビ毒を作るカビ菌だといいます。

 

食べることで急性の肝炎や
肝臓がんになるリスクが高まってしまいます。

ただ日本においては
この「アフラトキシン」を生産するカビは
いないとされてまして

主に生えてくる場所は
フィリピン、南アフリカなどの日本よりも
比較的に温暖な気候の地域に限られるとか。

 

 

日本で見つかったとしても輸入品限定ですし
毎日たくさんそういった食品を
食べるという事もまずないと思うので

基本的に過剰な心配は
しなくてもいいと思います。

 

カビ菌を食べたから
いきなりガンになるというわけでもないですし

様々な体の調子や積み重なった要因から
発症してしまうとされるので

少量のカビについては特に問題はないでしょう。


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むしろ心配にすべきは・・・

カビの生えた食品を食べた時心配するべきなのは
カビを食べてしまった事よりも

 

「食中毒」です。

 

カビ菌が生えているという事は
それだけ食品が細菌類に
汚染されてしまっているという事なので

食べた後にお腹の調子が優れなかったり
ましてや嘔吐や下痢などが続いた場合は

細菌による食中毒を疑うべきでしょう。

 

ひとまずその場合
はやめに病院に向かってください。

 

殺菌方法として食べるものは?

基本カビ菌は体に影響はないとされるものの
やはり精神的に気になる部分あるかと思います。

その場合は殺菌作用のある食べ物を食べて
胃の内部から殺菌していきましょう。

 

殺菌作用のある食べ物としては

 

・梅干し

・冬瓜

・小豆

・紫蘇、大葉

・唐辛子

 

・はちみつ

・たまねぎ

・ネギ

・お酢

・塩

 

・にんにく

・しょうが

・リンゴ

・わさび

・ブルーベリー

 

・レモン

・ヨーグルト

 

とこんなところでしょうか。

 

殺菌作用のある食べ物を食べておけば
食中毒の予防にもなりますので

カビが生えたものをついうっかり
食べてしまった場合はこれらの食品を摂取して

体内のカビ菌や細菌の
殺菌効果を高めるといいでしょう。

 

今回のまとめ

はい、今回はカビの生えた食品を
食べてしまった時の症状や対処法。
殺菌方法などについて見ていきました。

カビ菌を食べてしまった時心配すべきは
カビ菌そのものよりも細菌だという点は
少し意外でした。

 

もしもそういった状況になったとしても
殺菌作用のある食品を効果的に摂取して

食中毒などの予防に務めていきましょう。

 

あと食品にカビなどが生えてこないよう
冷蔵庫などの食品管理はしっかり
しておきましょうね。

 

それではカビを食べた時の影響や
症状に対処法などについては以上になります。
また次回にお会いしましょうー。


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引き続き記事冒頭でも紹介した
食材とカビに関する記事や

カビの種類について書いた記事なども
どうぞチェックしてみてくださいね。

⇒⇒⇒梅干しの白いものはカビ?原因対処法にカビの見分け方は

 

⇒⇒⇒みかんがカビる原因や毒性に種類!カビ防止の保存方法について

 

⇒⇒⇒鰹節にカビが生えた!食べても大丈夫?カビ付けの理由に保存方法

 

⇒⇒⇒カマンベールチーズのカビは食べれる?栄養効能や種類について

 

⇒⇒⇒干し柿にカビが…まだ食べられる?取り方に対策は焼酎が効果的?

 

⇒⇒⇒カビの種類や色に特徴!害がないカビ毒性のあるカビの違いは?

 


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