腸内カンジダ(カビ)とアトピーアレルギーの関係!悪化の原因について

 

どうもこんにちは~、管理人のモルディです。

 

これまで色々カビ菌について
記事にしてきましたけど

カビ菌には頭皮や皮膚などで
増殖するタイプの脂漏性皮膚炎とか

エアコン内部で増殖して
過敏性肺炎などを引き起こしたりする
タイプのカビもあると書きました。

 

そして今回取り上げてみるのは
腸内カンジダという菌についてです。

 

カンジダ菌はマラセチア菌と同じように
どんな人の皮膚にもいる常在菌なんですけど

何らかの原因で増殖していき
腸内環境が悪い状態ですと

腸内のバランスが崩れて
アトピーやアレルギー症状が
悪化すると言われています。


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今回はひとまずこの腸内カンジダ (カビ)と
アトピー、アレルギーの関係や

悪化してしまう原因の部分について
見ていってみようと思います。

 

では早速いってみましょー。

 

腸内カンジダ(カビ)とアトピーアレルギーの関係!悪化の原因について

最初に「カンジダ菌」について

さてまずはカンジダ菌について、ですが

冒頭で書きましたようにマラセチア菌と同じく
人間なら皮膚上のどこにでもいる常在菌で
酵母カビの一種でもあります。

 

通常はおとなしくしており
悪さをするような菌ではなく

どこにでもいるので皮膚とか口腔内とか
消化管内にも存在している菌なわけです。

 

カンジダと聞くと女性特有の
感染症の部分をイメージするかと思いますが

こんな感じでどこにいるので
「口腔カンジダ」とか「皮膚カンジダ」とか
色んな症状があり

結構身近な菌でもあるんです。

 

カンジダ菌が腸内で増えてしまう原因として

通常は特に悪さをするような菌ではありませんが

カンジダ菌が異常繁殖してしまう原因としては

 

「体の免疫力低下」

 

が主な理由としてあげられます。

 

通常腸内環境は
善玉菌と悪玉菌とがせめぎあっており

その中に「日和見菌」といった
菌の軍勢がいます。

 

この日和見菌ですけど
その時々によって味方を変える菌で

常に形成が有利な方の味方をするといった
かなりちゃっかり者な菌でもあります。

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そしてカンジダ菌なんですけど
悪玉菌かと思いきや
この「日和見菌」に属するそうで

善玉菌が多く腸内環境が安定している時は
いい子にしているのですが

悪玉菌が優勢になると
途端に手のひらを返し悪玉菌に加勢します。

 

通常は

 

「善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7」

 

あたりの割合だそうで
こうしてみると

日和見菌がどっちにつくかによって
腸内環境が良い方へいくのか
悪い方へいくのか決まってしまうんですね。

 

まあこんな感じで免疫力が低下して
腸内環境のバランスが崩れていくと

一気にカンジダ菌が悪玉菌に加勢して
どんどん増殖していくので

腸内環境をどんどん悪化させていくんですね。


体の免疫力を低下させてしまう要因としては
色々あると思いますけど

だいたいが

 

・日々の食生活の乱れ

 

・睡眠不足

 

・過度なストレス

 

・冷え性

 

・加齢によるもの

 

・肉類や糖類の摂りすぎ

 

・ビタミン不足

 

こういった原因が考えられますね。

 

腸内環境の悪化がアトピーやアレルギー症状の悪化に繋がる?

さて、次ですけどアトピー患者さんや
アレルギー症状が出やすい方の場合

腸内環境のバランスが崩れている人が
多い事が指摘されているといいます。

 

近年ですと大人のアトピー患者も
増えてきているそうで日本人の約10%
アトピー性皮膚炎を患っているとか。

 

そうしたアトピー患者さんの場合
腸内の善玉菌が少なく

悪玉菌が多いといった事が
判明しているそうなんですね。

 

腸内に消化した食べ物が残っていると
それが腐敗してそこから
有害物質やガスなどは作られていくので

腸内の粘膜を刺激し炎症を起こしていきます。

 

そして有害物質やガスが体内を巡る事で
そこからアレルギー症状が出ていき

アトピー性皮膚炎などの症状が悪化していくと。

こういった流れなわけですね。


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腸内カンジダを減らして善玉菌を増やしていくにはどうする?

つまりは腸内環境が乱れて
善玉菌が減ってしまい

腸内でカンジダ菌が増殖しているから
アトピーが悪化している。

 

ならば腸内カンジダ菌を減らして
善玉菌を増やしていけばいいわけです。

 

いくつか考えられる方法としては

 

「食生活の改善」

パンよりはご飯主体
肉類よりは魚や豆類を食べるようにする。

あと、野菜をたくさん食べるように心がける

食物繊維が多い食材を選択するのも
腸内環境改善に繋がります。


「食品添加物が多いものは控える」

食品添加物が多い加工食品には
塩分や糖分が多めに含まれているものが
多いですから

なるべく食べないようにした方がいいでしょう。


「過度なストレスを受けないようにする」

ストレスはビフィズス菌をはじめとした
善玉菌を減少させてしまう効果があり

自衛隊のレンジャー部隊に
参加した青年達の腸内環境を調べたところ

 

訓練開始前は健康そのものだった腸内環境も

訓練開始から2週間後には
老人に匹敵するほどに
悪玉菌がはこびる腸内環境になっていたとか。

 

あと怒られたりして緊張すると
一気にお腹が痛くなる経験とかないでしょうか。

あれも腸内で善玉菌が減少してしまう事から
引き起こされるものだったと
考える事ができます。

 

今回のまとめ

はい、今回は腸内カンジダ(カビ菌)と
アトピーやアレルギー症状の関係に
悪化してしまう原因について見ていきました。

 

腸内環境の悪化は
便秘とか下痢とかダイエットあたりに
関係あるかなーとか思っていたんですけど

アトピーやアレルギー症状にも
しっかり関係していたんですね。

しかも結構がっつりと。

 

腸内環境を正常化して
腸内カンジダ菌の量を減らしていく事が

アトピーやアレルギー症状への
改善に繋がりますから

アトピーを患っている方は生活習慣の改善など
見なおしていく必要があるかもですね。

 

今度は腸内カンジダの治療部分について
記事にしてみようかなーと思います。

ではでは、腸内カンジダとアトピー
アレルギーの関係や原因については以上です。

 

また次回にお会いしましょー。


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