肺にカビ?肺アスペルギルス症の原因症状に感染経路や治療方法

 

こんにちは~管理人のモルディです。

 

以前夏の時期、エアコンをつけるとカビが原因で
やたらと咳が出てきてしまう
夏型過敏性肺炎について書いてみましたけど

その時のは「トリコスポロン」という
カビが原因だと書きました。

 

しかし、カビが原因の真菌感染症の中で
最も多いのは「アスペルギルス症」
であるとされ

一般にはあんまり知られていないように
感じますけど

全ての真菌の中で
約半数以上は占めているといいます。


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今回はその中で肺真菌症ともされる
「肺アスペルギルス症」について
紹介していきたいと思います。

 

では早速いってみましょー。

 

肺にカビ?肺アスペルギルス症の原因症状に感染経路や治療方法

肺アスペルギルス症ってそもそも何?

肺アスペルギルス症ですけど
肺の中でカビ菌が寄生して
増殖してしまった肺真菌症の事を指します。

 

アスペルギルス属の胞子は
エアコンの吹き出し口とか
ハウスダストなどにも多く存在しているので

普通に生活していれば嫌でも
毎日吸い込んでいるものです。

(まあ、目に見えませんからねー)

 

毎日吸い込んでいたとしても
健康な人の場合は

体に備わっている免疫力がありますので
アスペルギルスの胞子を吸い込んだところで

肺アスペルギルス症になることは
まずないといいます。

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ただ、もともと体の
免疫力、抵抗力が低かったり

病気などで著しく免疫力などが
低下したりした場合は
肺や副鼻腔あたりに感染してしまうといいますね。

 

感染者は多いそうですが
認知度があまりない事もあって

医師が誤診するといったケースも
いくつかあるといいます。

 

ちなみに主に肺アスペルギルス症は

 

・肺アスペルギローマ

 

・侵襲性肺アスペルギルス症

 

・アレルギー性気管支肺アスペルギルス症

 

この3つに分類されるといいます。

 

肺アスペルギルス症の感染経路や原因について

原因としては何回か書いてあるように
「カビ、真菌」に感染して肺の中で
増殖してしまう事で引き起こされます。

 

ただ、もともとカビは病原性には乏しく
目に見えないものの大気中などに

常に存在しているので
毎日のように吸い込んでしまいます。

 

さっきも書いたように健康な人の場合は
感染しても症状が引き起こされることは
ないものの

 

・体の抵抗力の低下

 

・免疫抑制薬、副腎皮質ホルモンの使用

 

・抗がん剤の使用

 

このあたりの薬などを
長期間使用している場合ですと

感染し発症する確率が
高まってしまうとされてますね。


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肺アスペルギルス症の種類や症状、治療方法について

肺アスペルギルス症の種類に関しては
さっき書きましたように

 

・肺アスペルギローマ

・侵襲性肺アスペルギルス症

・アレルギー性気管支肺アスペルギルス症

 

主にこの3つに分類されるといいますが
それぞれどういった違いがあるのでしょうか?

 

肺アスペルギローマ

以前はあったものの
現在は活動していない

「肺結核」「肺嚢胞」などの
古い空洞性病変などに

アスペルギルス属のカビ菌が寄生して
増殖、真菌球(fungus ball)を形成します。

 

初期の頃にはあまり
自覚症状がない事が多いようですが

症状が進行していきますと

 

・咳や膿性痰

・発熱

・血痰、喀血(かっけつ)

 

などの症状が出てきます。

 

 

真菌球(fungus ball)の形成まで
平均で約2年ほどかかるようで

ある時期には全く
活動していなかったりいきなり
活動期に入ったりとする事もあります。

 

治療方法としては
外科的な切除が望ましいようですけど

手術適応がない場合は
「アンホテリシンBの空洞内注入」
行ったり

「イトラコナゾール内服」

「ポリコナゾール内服」

が行われる事もあります。

 

侵襲性肺アスペルギルス症

血液疾患や悪性腫瘍
臓器移植などに対する化学治療法中

もしくはステロイドを
大量投与している時などに発症する
急性呼吸器感染症を指します。

 

頻度は低いものの、病状が悪化し
血流にのって全身の臓器や脳などに
広がる事もあるとされ

免疫機能が低下していると
起こりやすいといいます。

 

治療には「アムホテリシンB」
「ボリコナゾール」などの抗真菌薬を用います。

ただ、アスペルギルスの中には
このあたりの薬品に反応しないものもあり

他の薬剤などと併用して
治療していく必要もあるといいます。

 

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症

アスペルギローマに比べると
ずっと少ない疾患とされ

「アスペルギルス・フミガートス」という
種類のカビによって引き起こされるといいます。

 

特徴として、患者の多くが
もともと気管支喘息などを患っていることが
多いようで

アレルギー機序によって
気管支が破壊されて症状がどんどん
進行していくと

常に息切れしたり呼吸困難の症状を
示すようになるといいます。

 

治療方法としては

従来の喘息治療に加えて
ステロイド薬の内服を開始します。

喘息の症状や血液検査の結果によって
症状の改善が見られれば

ステロイドの量を徐々に減らしていきます。

 

期間は結構長期間にわたり
半年以上をかけての治療になるとか。

最近ですとステロイドに加えて
抗真菌薬も併用して治療していく方法も
あるといいます。

 

今回のまとめ

はい、そんな感じで今回は
アスペルギルス属のカビによって
引き起こされる

肺アスペルギルス症の原因や症状
治療方法などについて見ていきました。

 

カビによる病気はとにかく
早期に病気を発見して
カビ菌を取り除いていく事が大切ですね。

 

長期間にわたり抗がん剤や
ステロイド薬の投与を行っている方の場合は

体の免疫力などが落ちているので
特に注意したいところです。

 

ではでは、肺アスペルギルス症の
原因や症状などについては以上です。

また次回にお会いしましょー。


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