カビの種類や色に特徴!害がないカビ毒性のあるカビの違いは?

 

こんにちは、管理人のモルディです。

 

これまでブログでお風呂場や
洗濯槽に出てくるカビや

皮膚や腸内に出てくるカビ

後は食べ物に出てくるカビなどについて
紹介してきましたけど

 

中にはワインやチーズ、鰹節などを
発酵させる時に使われているカビ菌も
あったりして

人間に対して毒性のあるものや
害のないものと色んなカビ菌が存在します。


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今回はそういったカビの種類や色ごとの特徴。

害がないカビや毒性のある
カビの違いなどについて
見ていきたいと思います。

 

ではでは早速見ていきましょー。

 

カビの種類や色に特徴!害がないカビ毒性のあるカビの違いは?

青カビ「ペニシリウム」

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出典:http://www.sankei.com/life/news/151225/lif1512250009-n1.html

多分日常生活の中でも
比較的馴染み深いカビでもあるのが

この「青カビ」なんじゃないかと思います。

 

空気中や土の中など
自然界のどこにでも存在しているカビ菌で

その種類は約150種類にも及ぶといいます。

 

その中にはペニシリンを作成したり
チーズの製造に用いられる

「ペニシリン・カマンベルティ」といった
カビ菌もあります。

 

もち、魚肉練り製品、清涼飲料水

ソーセージ、乳製品、柑橘系の果物

 

などなど結構色んな食品などで
しばしばその姿を確認できます。

 

白、黄緑、黒カビなど「アスペルギルス」

自然界の中で最も普通に見られる
カビの一種でもあり「コウジカビ」
別称を持ちます。

「コウジカビ」の名前を聞いて

 

しょうゆ、みそ、みりん

 

などの調味料を思い出すかもしれませんが
まさにこれらの製造に関わってくる
「コウジカビ」も

このアスペルギルスの項目に分類されています。

 

 

その一方で発ガン性のカビ毒を産生する
「アスペルギルス・フラバス」のカビは

「アフラトキシン」という
強い毒性のカビ毒を作り出し

トウモロコシ、穀類、ピーナツなど

で汚染例が多く、汚染された
上記の食材を食べたことで肝臓病などにかかり

最悪死に至る事もあるといいます。

 

種類の方も約150種類とまた豊富です
(なんとなくポケ○ンを思い出しました(苦笑)

 

灰白色、赤カビ「フザリウム」

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出典:http://kanpoken.pref.yamaguchi.lg.jp/sf/bio2/main.php?id=15

赤カビと知られる「フザリウム」は
畑などで麦をはじめとする
多数の植物に寄生する植物病原菌であり

汚染された穀類などを食べる事で
赤カビ中毒を発症するといいます。

 

あとはパンに古くなったごはんにも
度々寄生して出てきますね。

 

「マイコトキシン」というカビ毒を産生し

 

・嘔吐

・下痢

 

といった食中毒症状を引き起こします。

 

あとマイコトキシン毒素の1つである
「トリコテセン毒素」を産生するものもあり

これは人や家畜に重篤な
中毒症状を引き起こすといいます。


ちなみにお風呂場や洗面台でしばしば見る
赤っぽいカビのような物は
原則にいうとカビではなく

「ロドトルラ」という赤色酵母菌という菌です。

 

こっちの記事でも紹介しています。

⇒⇒⇒加湿器タンクにピンクや赤カビ!除去対策に簡単掃除方法はこれ!

 

黒カビの10倍ほどのスピード
で繁殖していきますが

落とす場合は結構簡単に落とせるので
そんなに脅威ではないかと感じます。

 

白、クリーム色、緑のカビ「トリコデルマ」

別称「ツチアオカビ」とも言いまして
先ほどのペニシリウムの青カビとは
また異なるカビ菌です。

 

その名前から土壌に多く存在しており
自然界においては落葉や倒木を分解する時に
役立つとか

あと作物などの健康的な
生育にも用いられるといいます。

 

その一方で住宅の木材や繊維などを劣化
腐朽させる性質も持ち

エアコンや加湿器にも住み着いて
そのままアレルギーの原因にも
なるといいますね。


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灰緑色のカビ「アルテルナリア」

別称「ススカビ」とも言われており

日本ですとあまり耳にしない
カビかなと思います。

 

・野菜や果物

・イモ類、穀類

・ゆでうどんなど水分の多い食品

 

このあたりによく出てくるカビでもあります。

 

 

このカビはとても軽い事から
空気中に飛散しやすいのが特徴でもあるので

「空中浮遊菌」とも言われています。

 

飛散しやすく、また胞子が大きいので
花粉などと同様にアレルギー性鼻炎の
原因にもなりやすいです。

特に梅雨の時期は空中
ハウスダストなど多くの場所に
存在しているので

掃除と換気はこまめに行いましょう。

 

食品の発酵などに用いられるカビ菌について

こんな感じに色んな種類があるカビ菌ですが

スペインや北欧地方ですと
青かびタイプのゴルゴンゾーラや
ブルーチーズ

それに白カビタイプの
カマンベールチーズとか
強い独特な香りのチーズは人気ですよね。

 

日本でもよく食べる人多いかと思います。

チーズ系の場合は

「青カビ(ペニシリウム)」が用いられます。

 

あとさきほどちょろっと書きましたように

・みそ

・しょうゆ

・みりん

・鰹節

・焼酎

・日本酒

などこのあたりの調味料やお酒などの製造には
コウジカビが用いられています。

 

このあたりは

 

「アスペルギルス・オリゼー」

「アスペルギルス・ソジャエ」

「アスペルギルス・アワモリ」

 

といったカビ菌が発酵に役に立ちます。

 

 

ちなみにこういった食品の発酵には
カビ菌単体ではんく、細菌や酵母などとの
共同作業によって作られるそうです。

 

カビ毒によって食品が
ダメになってしまうケースがある中で

こういうふうにカビ菌を食品の製造に
生かす側面もあるんですから

なんとも面白い部分もあると感じますね。

 

今回のまとめ

はい、そんな感じで今回は
カビの種類や色ごとの特徴や

害がないカビや有毒なカビなどについて
紹介していきました。

 

人体に病気を及ぼす可能性がある一方で
人の食生活に馴染み深い側面も持ちますので

上手いこと付き合っていきたいものです。

 

まあ自宅に生えているカビ菌は
どちらかというと体に良くないものが多いので

そっちの対策は
しっかりしておきましょう(苦笑

 

ではでは、カビの種類や色に特徴
害のないカビ、毒性のある
カビについては以上です。

また次回に~。


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