夏休みにカビの理科の自由研究!生え方を比較してまとめよう

 

こんにちは、管理人のモルディです。

 

これまで生えてきたカビの落とし方や掃除方法

皮膚カビとか腸内のカビ菌の
カンジダ症の予防法など色々と

カビ菌の予防対策について書いてきましたが

 

今回は夏休みの理科の自由研究ネタで
カビ菌を扱った実験の進め方について

見ていこうかなと思います。

 

カビ菌って目には見えないですけど
いつでもどこにでもいる常在菌なので
結構身近な存在。

 

そういったカビ菌は
夏休みの理科の自由研究には

結構もってこいなテーマ
なんじゃないかと思います。


「Sponsored link」

とはいえ、自由研究の進め方や
注意点などは予め知っておく
必要があると思うので

そのあたりまとめて
いこうかなと思います。

 

では早速いってみましょー。

 

夏休みにカビの理科の自由研究!生え方を比較してまとめよう

カビの自由研究を進めていく上での注意点として

最初にカビ菌について
大まかに書いておきますけど

カビは通常「菌糸」という
細長い糸状な形をしており

子孫を残すために増殖していく時には
「胞子」というものを飛ばします。

 

まあ植物の種みたいなものですね。

通常は1個あたり「3~5ミクロン」という
目にも見えないほどの小ささですが

(1ミクロン=1mmの1/1000)

 

これが増殖条件が揃ってどんどん増えて
何億個と集まったりすると

食品につく青カビや
お風呂場などに出てくる黒カビなど
目に見える状態になるわけです。

 

 

目に見えるほどに増えたカビ菌は
放置しておくと様々な
病気の原因になったりします。

 

・過敏性肺炎

・喘息

・鼻炎

・アレルギー性皮膚炎(アトピー)

・脂漏性皮膚炎

・食中毒

 

目に見えるほどのカビ菌が飛ばす胞子は
通常のカビの100倍近い個数になっていると
いいますので

実験を行う際には胞子を飛ばさないように
十分に注意して行っていく必要がありますね。

 

ひとまず自宅でカビの実験を進めていく上で
注意していきたい点は以下の通り。

 

健康には十分気をつける

カビの生え方を比較検証するので

本人、もしくは家族の方が
カビによるアレルギーを持っている場合。

 

この場合は過敏性肺炎
鼻炎、喘息などでしょうか。

 

 

このあたりの症状を持っている場合は
より症状を悪化させる可能性があるので
カビの自由研究はやめておいた方がいいですね

 

あと研究を進めることが出来る場合は

 

・念の為にマスクを着用

 

しつつ研究を進めていくといいかなと思います。

 

カビの生えた食品などの扱いに注意

食品にカビを生やしていく
必要が出てくるわけですが

この時ふたを被せる事ができる
プラスチック容器に入れて

カビ菌が無用に
飛び散ったりしないようにしましょう。

20160425-03

くれぐれもむき出しの状態で部屋には置かず

扱いは慎重に静かに
取り扱うようにしてください。

 

というかむき出し状態にしていると
匂いがひどい事になるので

しっかり蓋してくださいね;;(苦笑

 

自由研究後の後始末もしっかりと

比較検証が終わってだいたいのデータが取れたら
カビの生えた食品は用済みになります。

 

カビの生えた物は

「消毒用エタノール」を用意して
キッチンペーパーにスプレーしていき

そのキッチンペーパーで静かに包みます。

 

その後ビニール袋などに入れて
口をしっかりと閉めて捨てましょう。

 

 

使用した容器や器具類も
消毒用エタノールでスプレーしてから
布などで拭いていくか

消毒用エタノールにしばし漬け込み
その後中性洗剤などで洗って
流水洗浄していきましょう。

 

くれぐれもそのままゴミ箱に捨てたり
置きっぱなしな状態にしないように注意です。


「Sponsored link」

カビの自由研究の進め方

「用意するもの」

・食パン

・レモン、わさび、からし、胡椒

食塩、マヨネーズ、梅干し

(その他調味料系で試したいものが
あったら追加していくといいでしょう。

ブランデーとかケチャップとか)

 

・アルミカップ

・アルミカップが入る程度の
プラスチックカップ(蓋付き)


「自由研究手順」

「1」
最初に食パンを用意しまして
だいたい3cm角に切って

数十分ほど放置して
食パンにカビの胞子を付着させます。

 

「2」
次にアルミ箔の上に上記の
調味料を置いていきます。

1つは何も置かないでおきましょう。

 

「3」
そしてプラスチック容器に
調味料を乗せたアルミカップと
食パンを置いておきます。

 

この時食パンと調味料は
接しないようにしてください。

この状態で蓋をします。

 

「4」
カビ菌が生えてくる条件としては

・温度(20℃~30℃)

・湿度(70~80%以上)

・栄養源となるもの

このあたりが必要となるので

夏場の時期はクーラーが効いていない
ジメッとした部屋に置いておきます。

 

もしくはクーラーの効いている
部屋などに置くなどして

そのあたりの比較検証をしてみると

データ量も増えるので自由研究の内容に
厚みが出るでしょう。

 

「5」
あとは毎日決まった時刻に写真を撮っていき
その様子を観察していきましょう。

観察期間は最低でも1週間

だいたい10日もすればより詳細な
データが取れるかと思います。

 

「6」
10日もすれば調味料の中で
最もカビが生えやすいもの

生えにくいものの
違いが出てくると思います。

 

だいたい防菌作用のある
わさび、からしなどにはカビが
生えにくい結果になるかと思います。

 

ちなみにブランデーなども
アルコール分が多いので
カビが生えにくいとされてますので

試せるなら是非試してください。

 

 

調味料や食品ごとのカビの生え方の違いから

もっとも防カビ作用のある
調味料や食品は何なのか

あと温度による
カビの生え方の違いなどはあるのか。

 

そのあたりを詳細にまとめていくと
自由研究としては申し分ないレポートが
出来ると思いますよ。

 

今回のまとめ

はい、そんな感じで今回は

夏休みの理科の自由研究にはもってこいな
カビの自由研究について

注意点かた研究の進め方
生え方など見ていきました。

 

湿度が高くないと
カビの生え方が遅くなる可能性もあるので

あえて食パンに5滴ほど水滴を垂らして
密閉状態にするのもありかなと思います。

 

カビの自由研究を行っていく時は
親御さんにもこういう自由研究をしたいといった

了承を得てから行うようにしましょう。

良い自由研究の結果が
出る事をお祈りしています。

 

ではでは、夏休みの理科の自由研究で
カビの研究の進め方や生え方については
以上です。

また次回にお会いしましょー。


「Sponsored link」


ピックアップ関連記事

コメントは受け付けていません。

サブコンテンツ