加湿器で咳が止まらない?フィルターのカビや加湿器病が原因かも

 

どうも~こんにちは、管理人のモルディです。

 

冬の季節が近づいてきますと
だんだん気温の低下と共に部屋の中も
乾燥してくるので

加湿器で加湿しなきゃーといった感じに
加湿器でお部屋の保湿をする人も
増えてくるかと思います。

 

冬の時期にはフル回転で
加湿器を使っている人も多いでしょう。

 

でも外に出ている時は特に何の症状もないのに
帰宅して加湿器を入れると

決まって痰が絡むような
しつこい咳が出てきたり
身体のだるさが出てきた場合

それカビが原因になっている
アレルギーの可能性があります。


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今回は加湿器を入れると決まって
咳をするような人向けに

加湿器病やアレルギーの話について
見ていきましょー。

 

加湿器で咳が止まらない?フィルターのカビや加湿器病が原因かも

まず加湿器病について

加湿器の電源を入れて
しばらくするとしつこい咳が出始めたり
身体のだるさが気になったりする場合

 

「加湿器病」「加湿器肺」

 

といった加湿器の蒸気に含まれる
雑菌やカビが原因になっている病気に
かかっている恐れがあります。

 

医学的に言いますと
「過敏性肺臓炎」と呼ばれるものですね。

20160326-10

エアコンの場合も似たような病名で
「夏型過敏性肺炎」と呼ばれていますが
そっちもカビが原因でした。

⇒⇒⇒エアコンのカビで風邪?喉の痛みに咳は夏型過敏性肺炎?

 

 

加湿器の場合ですと

 

・エンドトキシンの毒素を持つグラム陰性桿菌

・カンジダなどの真菌類

 

このあたりが加湿器の貯水タンクの中
もしくはフィルターなどで増殖していきます。

 

そしてそのカビ菌たっぷりな水が
細かな水蒸気となって部屋中に散布されて

口や鼻からお構いなしに吸い込んでいきますので
その内肺や気管支の部分に達します。

体の中に異物が入り込む事で
当然脳はそのカビ菌を排除しようとします。

 

症状としては

 

・咳

・軽い発熱(もしくは熱がない

・悪寒

・全身の倦怠感

 

といった具合にまさに
風邪と似たような症状なので

医師の人でも風邪と間違う事があるそうです。

 

ただ、症状が進行し
咳をする状態が慢性化しますと

呼吸困難や急性の肺障害といった具合に
重篤化するケースも少なからずあるので
油断は禁物です。

 

カビ感染による主な病気や症状

カビ菌に感染する事で身体には様々な
症状が出るケースがあります。

「カビアレルギーの症状として」

咳、痰、のどの痛み

鼻水、鼻づまり

声枯れ、蓄膿症、慢性鼻炎

慢性喉頭炎、慢性扁桃腺炎、

慢性気管支炎 、喘息

耳鳴り、耳のつまり感

「カビの毒素による症状」

めまい、頭痛、ふらつき

肩こり、強い倦怠感

眼精疲労、うつのような症状

「カビによる皮膚病など」

皮膚炎、あせも、水泡

発疹、かゆみ

口内炎、乾癬、白癬

感染症の場合さきほども書きましたけど
症状が風邪とほぼ同じなので
よく間違えられるといいますが

微熱は出るにせよ、高熱にはならないので
そこが判断のポイントでしょうか。

 

あとカビの毒素は脳にも影響を与え
その関係で肝臓を疲弊させて
倦怠感やうつ状態を引き起こしたり

めまいや頭痛を起こすこともあるので
結構やっかいなんですよね。


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加湿器病になりやすい加湿器や注意点

こういったなかなか怖い加湿器病なんですけど

使っている加湿器のタイプによって
病気にかかりにくいか、かかりやすいか
変わってくるといいます。

問題になりやすいのが
「超音波式の加湿器」を使っているケース。

 

超音波加湿器の場合
その名の通り超音波で水蒸気を作り

高周波によって振動させられた水分が
細かな水の粒子になって放出されるわけですが

その過程で水を沸かしたりして
水蒸気を作っているわけではないので
熱殺菌などの工程がありません。

 

そうなりますと貯水タンクや
フィルターなどの掃除を怠って
雑菌やカビ菌が繁殖したままになり

それらの菌が特に殺菌される事もなく
水蒸気と一緒に放出されるので

超音波式の加湿器は使わないほうがいいといった
情報が出ているわけですね。


しかしそれでも超音波式の加湿器は
最近だと落ち着いた印象もありますけど

他のスチームや気化式の加湿器よりも
人気度が高いように感じられます。

 

超音波式のメリットをあげると

 

・価格が安価

 

・小型でデザイン重視なものが多い

 

・加熱の必要がないから
 子供やペットがいても安心に使える

 

・加熱しないから電気代が節約できる

 

・加湿がすぐに始まる

 

こういった結構色んな利点があるんですよね。


ちなみにこういった加湿器に入れる水は
浄水ではなく普通の水道水を
使った方がいいです。

 

浄水器の水はなんとなく
きれいな印象がありますけど

水道水よりも塩素が少ない分
雑菌が繁殖しやすいという
デメリットがあります。

 

飲料水としてはいいかもですが
加湿器のタンクの中に継ぎ足す水としては
ちょっと使わないほうが無難でしょう。

 

加湿器病を予防するためには

さて、こうした加湿器病を
予防していく上で大切な事は

 

・タンクの水は
 継ぎ足しせず使い終わったら捨てる

 

・タンクは使用後に乾燥

 

・こまめにタンク
 受け皿、フィルターを掃除する

 

・超音波式をなるべく使わなない

 

・カビが生えていたら落として殺菌処理

 

などなどいくつか対策があげられるでしょう。

 

あと加熱して
煮沸するタイプのスチーム式なら

煮沸消毒されるのでカビなどの
菌類が少なくて安全かと思います。

 

まあこまめに掃除しているなら
その他の除湿機でも安全に
使うことできるでしょう。

 

今回のまとめ

はい、今回は加湿器で咳が止まらないのは
フィルターのカビや加湿器病が原因かも

といった部分について見ていきました。

 

加湿器って常に水が入っている家電なので
どうしてもカビ菌などが発生しやすいところが
ネックですよね。

特に掃除せずに放置していると
カビが生えてきてしまう家電なので

ちょっと面倒くさいかもしれませんが
定期的にお掃除して加湿器病になるのを
しっかり予防していきましょう。

 

特に小さいお子さんがいる家庭の場合は
加湿器のカビ対策はしっかり
やっておきたいですね。

それでは加湿器のカビで
咳が止まらない内容は以上です。

 

またよろしくお願いします~。


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引き続き加湿器関連の
カビについてもまとめていますので

どうぞチェックしていってください。

⇒⇒⇒カビが発生しやすい加湿器の種類!手入れや予防対策について

 

⇒⇒⇒加湿器のカビ!体への影響に赤ちゃんや子供の病気の危険性

 

⇒⇒⇒加湿器の水垢カビ除去方法!フィルター掃除はクエン酸が効果的?

 

⇒⇒⇒加湿器タンクにピンクや赤カビ!除去対策に簡単掃除方法はこれ!

 


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