加湿器のカビ!体への影響に赤ちゃんや子供の病気の危険性

 

どうも~こんにちは、管理人のモルディです。

 

冬の寒い時期になってきますと
乾燥対策のために加湿器を使って
風邪の予防を~とする人も多いでしょう。

乾燥対策のために加湿器を使うのは
特に悪い行動ではないですけど

 

ちなみにその加湿器
お掃除したのはいつでしょうか?

 

あんまり長いこと掃除していないと
それらにカビ菌が繁殖して

知らず知らずのうちに部屋中に
カビの胞子をばらまく事になるかも?


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こういった場合小さい子供や
赤ちゃんなどがいる家庭ですとより
カビ菌の影響が心配です。

 

今回はそうした加湿器のカビからの
体への影響や赤ちゃん
子供の病気の危険性など見ていきましょう。

 

加湿器のカビ!体への影響に赤ちゃんや子供の病気の危険性

加湿器のカビから病気に・・・?

加湿器を使っていて
さて水を取り替えようかとした時に

フィルター部分や底の部分に溜まった水が
妙に汚い・・と感じたことないでしょうか。

 

更に加湿器を稼働中になんか
カビ臭い匂いがしていたら
その加湿器は要注意かもしれません。

 

加湿器には加温式や
気化式など色々なタイプがありますけど

タンク内に水を入れるところは
共通していますので

当然湿気が常時発生している状態になります。

 

カビの繁殖条件の
最大要因はまさに「湿気」ですので

乾燥対策にはなるものの
常時汚れやカビが発生しやすい点は
加湿器の難点ともいえるでしょう。


問題はそこからでカビ菌がフィルター部分や
タンク内で繁殖を続けていくと

カビ菌が繁殖した水が
加湿器を通って空気中に放出されるで

知らず知らずのうちに
カビ菌を吸い込むことになります。

 

カビは常在菌で通常どこにでもいる菌なので
日頃から吸い込んでいるといえますけど

花粉みたいにその散布量が多くなっていけば
その分アレルギーのような症状が
出やすくなります。

 

加湿器内のカビが増殖を続けていくと
放出されるカビ菌の量も増えていきますから

アレルギー症状、気管支炎などの
病気を発症する可能性も高くなるでしょう。

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特に小さいお子さんや赤ちゃんの場合は
そういったカビ菌に対しての耐性も高くないので
より注意する必要があるかと思います。

 

カビ菌から引き起こされる病気について

加湿器内でカビ菌が繁殖してそこから空気中に
カビが放出されると考えると

主に呼吸器系の病気の発症の
危険性があると考えられます。

いくつかあげてみますと・・・

 

肺アスペルギルス症

アスペルギルスというカビが発症原因で
カーペットやエアコンのホースなどが
主な発生源ですが

加湿器内での繁殖もありえます。

 

免疫力が著しく低下していたり
喘息などの病気を患っていたり

もしくはこのカビに対して
アレルギーを示す体質の場合に
症状が出ることがあります。

 

症状として、咳や胸の痛みに発熱。

症状が進行すると常に息切れするようになり
呼吸困難な状態になることもあります。

 

夏型過敏性肺炎

こちらは以前こっちの
エアコンの記事でも書きましたね。

⇒⇒⇒エアコンのカビで風邪?喉の痛みに咳は夏型過敏性肺炎?

 

エアコン、空気清浄機、加湿器などなど
それらを稼働させている最中に

やたらと咳が出てきたり
呼吸が苦しくなったりする場合は

この「夏型過敏性肺炎」
疑った方がいいかもしれません。

 

「トリコスポロン」というカビ菌が原因であり
日当たりや風通しが悪い場所で
発生しやすいのが特徴

 

症状としては咳や発熱など
風邪に似た症状なのですが

更に進行すると常に息苦しくなり
最悪呼吸困難になって命の危険性も出てきます。

 

気管支炎喘息

気管支炎喘息の原因は様々な要因が
絡んでいるので

カビのみが原因という事もないかもですが
水回りなどの湿気の多い所で出てきやすい

「アルテルナリア」という
黒カビが原因となるケースも。

 

咳や呼吸がしづらくなる点が特徴で
症状が進行すると呼吸困難に陥り
座らないと息ができなくなるほどになります。


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アレルギー性鼻炎

「アルテルナリア」や
「クラドスポリウム」などの黒カビ

「アスペルギルス」などのカビでも
発症する可能性があるのが
アレルギー性鼻炎の症状。

花粉症に似たようなくしゃみや
鼻水、鼻づまりなどを繰り返すのが特徴です。

 

レジオネラ菌からの加湿器病

超音波タイプの加湿器の場合
水を低音で霧状にするのですが

そうなりますと殺菌されないまま
空気中に水蒸気が散布されることに。

 

水の中にレジオネラ菌という
カビ菌の一種が繁殖して

エンドトキシンという毒素が発生した状態で
散布されていくと

レジオネラ肺炎として
高熱や呼吸困難などを発症する危険性も。

 

実際超音波加湿器のこのレジオネラ菌で
亡くなっている方も出ているといいますΣ

大手の家電メーカーは
このタイプの加湿器は
製造中止しているみたいですが

安価で加熱なしなので使い勝手もいいという事で
使っている人はまだそれなりにいるようです。

 

今回のまとめ

はい、ひとまず今回は加湿器のカビで
体への影響や赤ちゃん子供への
病気の危険性など見ていきました。

 

赤ちゃんや小さい子供の場合とにかく
カビ菌に対しての耐性が整っていないので

風邪の予防に良かれと思って
加湿器をつけると知らず知らずのうちに

今回紹介したような病気に
なっていたなんて事になるかも。

 

なので加湿器を使う前に
フィルターやタンク内に
カビが生えていないかチェックするのと

定期的なお掃除は行うようにしましょう。

 

特に赤ちゃんや小さいお子さんがいる場合には
念入りにチェックしておきたいですね。

ではでは、加湿器のカビと
体への影響などについては以上です。

 

また次回にお会いしましょう~。


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引き続き加湿器関連の
カビについてもまとめていますので

どうぞチェックしていってください。

⇒⇒⇒カビが発生しやすい加湿器の種類!手入れや予防対策について

 

⇒⇒⇒加湿器の水垢カビ除去方法!フィルター掃除はクエン酸が効果的?

 

⇒⇒⇒加湿器で咳が止まらない?フィルターのカビや加湿器病が原因かも

 

⇒⇒⇒加湿器タンクにピンクや赤カビ!除去対策に簡単掃除方法はこれ!

 


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