犬カビの病気で皮膚病や真菌症の治療方法や予防法について

 

こんにちは、管理人のモルディです。

 

先日は犬カビによる皮膚病、真菌症の
主な症状部分や人間にうつるのかどうか
そのあたり見ていきました。

 

犬の膿皮症やマラセチア皮膚炎については
人にうつる危険性が低いのに対して

皮膚糸状菌症に関しては
白癬菌に近い部分があるので
感染してしまうと書きましたね。


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今回はそのあたり犬カビが原因による
皮膚病や真菌症の治療や予防方法部分について
見ていきたいと思います。

ではさっそくいってみましょー。

 

犬カビの病気で皮膚病や真菌症の治療方法や予防法について

犬の膿皮症の治療について

まず犬の膿皮症の
治療部分から見ていきます。

 

治療していく場合は
犬用の抗菌シャンプーなで洗った後に
抗生物質の服用や塗布などを行っていきます。

•セファゾリン

•セファレキシン

•アンピシリン

•クラブラン酸アモキシシリン

•ペニシリンG

このあたりの抗菌薬とかですね。

 

ただ、抗菌薬の長時間使用は
腸内細菌のバランスを崩し
下痢などの症状を出すケースもあります。

連続使用は1週間程度との事で
このあたりは獣医さんから
指示があるのではないかと。

 

 

あと体の表皮に感染している
ノミにダニの寄生虫管理、駆除とか

被毛の換気のために
トリミングによって毛を短くしたり
ブラッシングなどをしてあげましょう。

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やりすぎは怪我の原因に紫外線を
思いっきり浴びる事になるので
ほどほどにしておきます。

 

犬のマラセチア皮膚炎の治療について

次に皮膚の常在菌として
比較的有名なマラセチア菌が
何らかのきっっけで増殖し

 

・フケの増加

・カビのような悪臭

・発疹、紅斑

・引っ掻きによる脱毛

・外耳炎

 

などなどを引き起こしてしまう
マラセチア皮膚炎について。

 

犬のマラセチア菌は耳垢などを好む傾向があり
耳付近をやたらと掻きむしっていたら
マラセチア皮膚炎を疑う必要があるかもです。


そして治療法についてですが
やはりカビ菌による皮膚炎なので

 

・抗菌剤の投与

・抗生剤の投与

 

などが効果的な治療になるかと思います。

 

 

もしくは食事中の脂分に原因がある場合は
動物性脂肪やコーンオイルなどを与え

ビタミンやミネラルの補給によって
栄養バランスを整えます。

皮脂のたまりやすい耳の中はしっかり
綺麗に清潔にしてあげましょう。

 

あとはマラセチア菌におすすめの
専用の薬用シャンプーを使い

マラセチア菌の繁殖を
抑えこんでいくのも効果的です。

 

犬の皮膚糸状菌(皮膚真菌症)の治療について

そしてこちらのカビによる皮膚病の
「皮膚糸状菌症」の治療について

水虫の原因の白癬に近く
人間にもうつってしまうという事を
こちらの記事で書きました。

⇒⇒⇒犬カビの皮膚病の発生原因に症状!人間にうつる?

 

こちらの治療ですが結構大掛かりになり
まず全身の被毛を刈り取って治療していきます。

 

・抗真菌薬入りのシャンプーを使用

・薬浴

・抗真菌薬の塗布

・内服薬

 

などなどです。

 

抗真菌薬としては

•トリコマイシン

•アムホテリシンB

•ナイスタチン

•イトラコナゾール

•エコナゾール

•ミコナゾール

•ケトコナゾール

•フルコナゾール

このあたりの薬が
使われる事が多いといいます。

 

抗真菌薬入りのシャンプーとしては
こちら

 

・ペットダームシャンプー

・ミコテックスシャンプー

 

などもおすすめとなっていますね。

 


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人間の皮膚糸状菌(皮膚真菌症)の治療について

人間に皮膚糸状菌がうつって
感染してしまった場合は白癬菌を殺菌していく
抗真菌薬を使用していくのが

治療していくうえで一般的です。

 

基本的に猫カビの記事で書いた治療と
そんなに変わらないかと思います。

⇒⇒⇒猫カビの皮膚病に真菌症の治療法や予防方法について

 

外用薬についてはドラッグストアなどでも
入手可能ではありますが

まず皮膚に見慣れない湿疹や
水泡などが出てきた場合は皮膚科を受診して

何が原因なのか特定した方がいいかと思います。

 

犬カビ、皮膚糸状菌症や真菌症を予防するためには

犬カビを予防し皮膚糸状菌症
真菌症などを予防していくためには

ワンちゃんを飼っている環境の方も掃除して
一新していくことが大切かと思います。

 

抜け落ちた被毛やフケはすでに
感染してしまっているので
お部屋の中から一掃して取り除き

壁や床などは消毒用エタノールや
重曹などを使いしっかりお掃除
カビ菌を取り除いていきます。

 

他にも猫カビのところでも
お部屋のカビ菌対策について
まとめていますので

そっち参考にしてみてくださいね。

⇒⇒⇒猫カビの皮膚病に真菌症の治療法や予防方法について

 

今回のまとめ

はい、今回は犬カビの病気の皮膚病
真菌症の治療方法や予防法の部分について
見ていきました。

 

体調面が健康なら普段はそんなに問題ないですが

体の調子が悪い時にカビ菌が増えると
こうした皮膚真菌症などになりやすいので

 

普段から清潔にして寝具なども
定期的に洗濯&乾燥させ

カビ菌をしっかり駆除していくことを
心がけましょう。

 

もしもやたらと痒そうにしている場合は
早めに動物病院を受診して原因の特定の後に
治療を始めていきましょうね。

ではでは、犬カビの皮膚病、真菌症の
治療方法については以上になります。

 

また次回にお越しくださいませ


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引き続き犬カビが人にうつるかどうか?
チェックしていない方は
こちらからどうぞ~。

⇒⇒⇒犬カビの皮膚病の発生原因に症状!人間にうつる?

 


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