猫カビの皮膚病に真菌症の治療法や予防方法について

 

こんにちは、管理人のモルディです。

 

先日は猫カビの皮膚病の発生原因や
人間にうつるのかどうかについて
見ていきましたが

基本人間にうつってしまう病気は
カビ菌が原因の「皮膚糸状菌症」であると
書きました。

 

皮膚真菌症、もしくは白癬ともいいますね。


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今回はこのカビ菌が原因の真菌症について
もう少し詳しく見ていき

治療方法や予防方法の部分を
見ていきたいと思います。

 

猫カビの皮膚病に真菌症の治療法や予防方法について

猫の皮膚糸状菌(皮膚真菌症)の主な症状について

真菌、カビ菌の一種であるという
「皮膚糸状菌」が皮膚に広がってしまうのを

猫の白癬の「猫カビ」の状態を指し

 

・円形の脱毛

・周囲にフケやかさぶた

・脂漏症

・爪の変形や炎症

 

といった症状を引き起こします。

 

カビ菌の感染はかゆみを
ともなうような気もしますが
一般的には少ないとされています。

 

ちなみにこの「猫カビ」の皮膚糸状菌は
体調の状態によっては人間にも
うつってしまうため注意が必要です。

 

主な症状についてはこちらの
記事に書いています。

⇒⇒⇒猫カビの皮膚病の発生原因に症状!人間にうつるの?

 

猫の皮膚糸状菌(皮膚真菌症)の治療について

猫の皮膚糸状菌(皮膚真菌症)の
治療部分について見ていきますと

カビ菌が原因の皮膚病ですから

 

・抗真菌薬の内服

・抗真菌薬の入った軟膏などを塗布

・抗真菌薬の入ったシャンプーでの薬浴

 

などがあります。

 

治療前にはやはりカビ菌が広がった箇所と
その周辺の毛を刈り取っていく必要があります。

場合によっては感染拡大を防ぐために
全身の毛を剃らないといけない場合も。

 

あと、猫が日頃から使用していた物については
こちらも洗濯と消毒殺菌をしたり

心当たりがある屋内の床や壁なども
可能な限り消毒殺菌していく必要があります。


猫に抗真菌薬を塗っていく場合
どのあたりで塗ればいいのか
結構判断に迷うかと思います。

 

・遊びつつ気を紛らわせる

・塗ってすぐにご飯にする

・カラーをつけて寝た後に塗る

 

などいくつか方法がありますが

薬を塗った後にそれを
舐め取られてしまうと治療が長期化しますから

カラーを取り付けて寝た時に
薬を塗ってあげるのがいいかなーと思います。

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まあ猫からしてみると慣れない
エリザベスカラーは最初嫌がると思いますが

治療のためなので心を鬼にして
我慢してもらってください。

 

グルーミングはできなくなるので
濡れタオルで拭いたり
ブラッシングをしてあげるといいでしょう。

 

人間の皮膚糸状菌(皮膚真菌症)の治療について

そして次に猫カビが人に
うつってしまった場合のカビ菌の
治療法について。

 

猫カビが人に感染して炎症が出てきた場合

明らかに虫刺されとは異なる
輪っか状の「リングワーム」な形として
出てくる可能性が高いといいます。

 

カビ菌による皮膚真菌症の場合は
こちらも抗真菌薬などを塗布しての
治療になります。

 

・ケトコナゾールクリーム ニゾラールなど

 

カビ菌による皮膚病なため水虫などと同じように
カビ菌を根絶しないと

再発しやすいそうです。

 

なのでもしもうつってしまったら
根気よく抗真菌薬を塗布しつつ
治していきましょう。

 

基本接触した程度では
そんなすぐに感染するものでもないそうで

接触した時に体調が弱まっていたり
免疫力が低くなっていたりすると

症状として出やすいそうですよ。


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猫カビ、真菌症を予防するためには

猫の皮膚真菌症を
治していくには薬の塗布も大切ですけど

猫カビを予防していくなら
お部屋の掃除も大切かと思います。

 

部屋が汚かったから猫カビに
かかってしまったというわけではないそうで

 

・猫そのものの皮膚が弱い

・子猫の場合は体力や免疫力が低い

 

などの要因が強いとか。

 

しかしカビ菌に猫がかかってしまった場合
お部屋には通常よりも多いカビ菌が
漂っていたりする可能性もありますから

出来る限りお部屋の
消毒殺菌はしておきましょう。

 

カーテンの対策

可能であるなら丸洗いして
ハウスダストや花粉など全部一緒に
落としてしまいましょう。

脱水後は吊るして乾かしていけばいいです。

 

しかしそんなに頻繁に
洗うことも出来ないでしょうから

「無水エタノール」
「消毒用エタノール」などを用意し

水と合わせた水溶液をスプレーする事でも
カビ菌の予防になります。

 

「無水エタノール:水=6:4」

 

「消毒用エタノール:水=8:2」

 

この割合で混ぜて定期的に
シュシュッとスプレーしていきましょう。

 

あ、ちなみに火気に
引火する可能性もあるので

火のそばで使用しないのと
換気は十分に行ってくださいね。

 

畳の対策

畳のカビの予防対策については
こちらの記事でもまとめているので
こちら参考にしてみてください。

⇒⇒⇒畳のカビの原因や簡単除去方法に予防法!結露との関係性は?

 

猫のベッド対策

猫が使用しているベッドの場合は

 

「1」
60度近くの熱湯に10分程度つけて

 

「2」
天気の良い日などにしっかり
天日干しして乾燥させます。

 

今回のまとめ

はい、そんな感じで猫カビ、真菌症の治療法や
予防対策の部分について見ていきました。

 

カビ菌が原因の真菌症だと分かった場合は
抗真菌薬をつけていくのはもちろんですけど

猫カビに感染してしまったのは
猫ちゃんの体調面や飼育環境などで

 

色々バランスが崩れてしまっている
場合もありますので

ひとまず環境面の方も見直しつつ
治療を根気良く続けていきましょう。

 

カビ菌の予防対策は猫のためだけでなく
あなたのためにもなりますからね。

ではでは、猫カビの真菌症の
治療法予防対策については以上になります。
また次回によろしくお願いします。


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引き続き
こちらの猫カビが人にうつるかどうか?

まだチェックしていない方はどうぞ
ご覧になっていってください。

⇒⇒⇒猫カビの皮膚病の発生原因に症状!人間にうつるの?

 


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2 Responses to “猫カビの皮膚病に真菌症の治療法や予防方法について”

  1. 苅田真由美 より:


    猫カビ対策法について、質問させて頂きます。
    猫のベッド対策「3」について、アロマスプレーでの対策をレクチャーして頂いておりますが、猫に対する精油の害が報告されております。猫の肝臓は未分化で解毒出来ないとの事です。レクチャー頂いている精油の安全性は如何でしょうか?

    • 管理人・モルディ より:


      苅田真由美さん>
      情報ありがとうございます。

      猫とアロマスプレーについての安全性について
      情報不足だったので

      項目を一旦削除させていただきました。

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